新年もすでに13日目となりました。
私はまだ実家のこたつでぬくぬくしながら、ブログを更新しています。
さて、前回に引き続き、新年の目標の「知育編」をお届けします。
『子どもの好きなことにとことん関連付けたオーダーメイドの知育を意識する』これが目標です。
好きなこと、タイミングこれがキーワードです。
好きなことと知育を結びつける
「好きこそものの上手なれ」って、ほんとにその通りだなって実感しています。
私も前は、何が一番いいのか夜な夜な調べて、良さそうな方法を試したり、人気の知育おもちゃを買ったりしていました。でも、最終的に気づいたんです。子どもが心から好きなことには、どんなものもかなわないなって。
その子にとって最高の学び方は、やっぱりその子の興味に根ざしているんですよね。
タイミングを見極める
あと、大切なのは「今がそのタイミングかどうか」を見極めること。
幼児教育って、先取りが多い気がします。「〇〇才〇ヶ月で△△ができた!」みたいな投稿をインスタでよく見かけます。
でも、やみくもに先取りすることには意味がないと思っていて。子どものタイミングが来たときに、一点集中で取り組む方が効率的だと思うんです。
モンテッソーリ教育の「敏感期」という考え方が、まさにそれを物語っている気がします。
逆に、先取り教育はこの考え方とは真逆な気がします。
「先取り教育」といえば、公文式を思い浮かべる人もいるかもしれません。でも、公文は結果的に先取りになるだけで、最初から先取りを目的としているわけではないと私は思っています。
公文を進めていくと、ときには難しく感じることがありますよね。でも、それは単にそのタイミングではないだけなんです。
たとえば、鉛筆の持ち方とか、手のひらが浮いてしまうこと、枠内に書けないことなど、何度も言ってもできなかったことが、ある日突然できるようになる瞬間があります。
公文のスモールステップのおかげもあるけれど、しばらくお休みしていたのに、急にできるようになったりして。
まさに「タイミングの大切さ」を実感しています。
公文をやっていると、先取りが早い子のトロフィーがあったり、周りの子が先へ先へと進むのを見て、つい初心を忘れて「早く先へ進むことが良し」と思ってしまいがちな私ですが、一番大切なのは、息子のタイミング。これは定期的に思い出さなきゃいけないことだと感じています。
息子の特性と学びのタイミング
息子がベビーパークに通っていたとき、教室の活動にまったく参加しなくて、焦ったり落ち込んだりしたことがありました。でも、今思えば心配する必要はなかったんです。
息子にとって、そのタイミングじゃなかっただけ。
息子は慎重で、ひとつのことにじっくり取り組みたいタイプ。だから、集中力は昔からすごく高かったけれど、とっかかりが悪くて、こだわりが強かったりします。
つまり、スロースターターで、長く続けられるタイプ。だから、幼児教室のように、2~3分ごとに活動を切り替えるスタイルは合わなかったんでしょうね。
「幼児の集中力は年齢+1分」なんて言われたりもしますが、私はあれは絶対ウソだと思っています(笑)好きなことなら、年齢に関係なく集中して長時間続けられますよね。
たとえば、3歳のころ、線を描くことに夢中になって、1回で100枚くらい描き続けたことがありました。おかげで、たまってた裏紙がぜんぶなくなりました(笑)
自我が出る前の小さな頃や、人見知りしないタイプの子には幼児教室の方法が合うのかもしれません。でも、息子には合わなかったようです。彼はかなり早い段階から、自分が嫌なことはハッキリと感じ取っていたんだと思います。
タイミングが合わないと、教えるのも大変だし、嫌いにもなりかねません。
だからこそ、好きになるように多角的にアプローチすることが大切だけど、それと同時に、今その分野を学びたいというステージまで子供がきているかどうかを常に意識して、その分野に興味を持っている時期に合わせて学びを進めることが重要だと感じています。
息子のトイレトレーニング
息子のトイレトレーニングでも、タイミングの大切さを実感しました。
こどもちゃれんじで送られてくる時期に合わせて、トイトレポスターを壁に貼ったり、声かけを少し試みたりしたことがありましたが、息子はまったく興味を示しませんでした。
私もトイトレをしていないことにまったく焦っていなかったので、そのままトレーニングはせずに1年近く放置していました。
そして、幼稚園入園の準備が最終段階に差し掛かった1ヶ月前に、「トイトレが終わっていなくても大丈夫とは聞いていたけど、オムツはどうするんだろう?」と思い、園に問い合わせてみると、
「園ではオムツではなく普通の布パンツで過ごしてもらいます。もし漏らしても、替えがたくさんあるのでご心配なく」とのこと。
それを聞いて「え?そうなの!?それなら少しはやらないと!」と思った私は、息子に説明して、トイレで試してみることにしました。
すると、おしっこは数日で慣れて、2週間くらいで完全にマスター。うんちも年少の1学期中にできるようになりました。
よく聞く「漏らしてもいいように、家の中ではパンツで過ごす」などの方法をとらずに、ただオムツからトイレに移行しただけでした。
これまで、寝ている時以外は一度もズボンがビショビショになるような漏らし方はありません。
ちなみに、寝ている時のオムツはまだしていますが、これも焦っていません。年長さんでお泊り保育があるそうなので、そのくらいまでにできればいいなと思いながら、焦らず息子のタイミングに合わせようと思っています。
多くの人が苦労すると言われるトイトレですが、タイミングさえ合えば、お互いストレスなくスムーズにできることもあるという実体験をお伝えできたら嬉しいです。
まとめ
知育に敏感なママほど、改めて立ち止まって考えてみると意外にみなさんこうなってるんじゃないかなと思って長々と書かせて頂きました。(少なくとも私がそうでした。)
「子どものことをよく観察することが大切」ということは、色々な知育の専門家の方がおっしゃっていることで、聞き飽きたという方もいるかもしれません。
でも、本当に大切なことだからこそ、改めて立ち止まって考えてみてほしいのです。
ーなぜ、子どもの観察が大切なのか?
それは、目の前の子供をよく観察して、その子の特性にあった、その子のタイミングでのオーダーメイドの知育を提供することが最も効率的だからです。
そして、それはどんなお教室でもできない、親である私達だけができる方法なんです。
また、我が子に合わせた知育は、子ども自身も楽しく、意欲的に取り組めます。
結果として、親のストレスも軽減され、親子の笑顔が増えるという、まさに理想的な知育に繋がるのではないでしょうか。
でも、ノウハウ集めより時間がかかると思います。
誰かがおすすめしたものや方法をマネするほうが頭を使わず楽だし、上手くいかなくても自分のせいにならないから気持ち的にも楽なんだっていう、ある種の逃げであることにも気づきました。
何か有益な情報を見落としてるんじゃないかと必死になって情報を探したり、色んな本を読み漁ったり、まじめなママほどやってしまいがちです。それも間違っていないし立派なことです。
でも、うまく知育をしてる方ってその使ってるものうんぬんより、それがその子にハマったから成功してるんです。結局はあれこれ試した結果のオーダーメイドの知育なんですよね。
だからそれはその子にとってのオーダーメイドであって、我が子へじゃないことを忘れてはなりません。
だから、大量の知育情報を集めて安堵したり、情報を集められていない状態に焦ったりするのは一旦やめましょう?子供を観察できている自分がいたら褒めてあげてましょうよ!
このことに、改めて気づけたからこそ、今年の目標は、分かっているようで分かっていない我が子をじっくり観察し、子どもの好きなことにとことん関連付けた知育を意識するということにしました。
こんなこと書きながら、私自身色んな情報に流されやすいタイプですので、忘れないようにこの記事をピン止めしておこうと思います。
このブログが、少しでも子育てのヒントになれば幸いです。
これからも、子育てを通して得た気づきや学びをシェアしていきますので、ぜひ遊びにいらしてくださいね。
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